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04年の世界ミドルウェア市場成長率は5.8％、シェア首位はIBM |
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米Gartnerは4月12日（米国時間）、2004年の世界の統合ミドルウェア市場動向を発表した。市場規模は前年比5.8％増の670万ドルで、ベンダー別シェアでは、引き続き米IBMがトップとなった。同社は今後も緩やかな成長が継続すると見ている。 アプリケーションサーバー、EAI（エンタープライズ・アプリケーション・インテグレーション）、ポータル、BPM（ビジネスプロセス管理）などのアプリケーション統合に用いる技術が対象。これらの技術は、業務アプリケーションやモバイルなどのソリューションなどにバンドルされることが多く、成長は持続するという。 ベンダー別シェアでは、IBMが前年比0.9ポイント増の37.2％で、2位以下を大きく引き離してトップの座を維持した。同社は、ここ数年統合ミドルウェア分野に注力しており、積極的に企業買収を行っている。強いブランド力とコンサルティングサービスを生かした戦略が奏功したとみられる。 2位は米BEA Systems（シェア7.2％）、3位以下は富士通（同6.3％）、米Oracle（同4.4％）、米Microsoft（同4.3％）の順。アプリケーションサーバー市場でIBMと激しく争っているBEAは、売上高が前年比7.4％減少し、シェアも1ポイント落とした。富士通は前年比4％増だったがシェアは0.1ポイント低下。米Oracleは前年比12.5％増。初めてトップ5入りを果たした米Microsoftは、売上高が前年から63.1％増加し、シェアを1.5ポイント上げた。 ■ ＵＲＬ 米Gartner http://www.gartner.com/ ニュースリリース（英文） http://www.gartner.com/press_releases/asset_124729_11.html
（ Infostand ）
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