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米Cisco、多機能セキュリティアプライアンス製品を発表 |
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米Cisco Systemsは5月3日（米国時間）、ファイアウォール、VPNなどのセキュリティ機能を持った多機能型ネットワークアプライアンス製品「Cisco Adaptive Security Appliance（ASA）5500 Series」を発表した。性能を損なうことなくセキュリティ対策を講じられるのが特徴という。 同社が4月に発表した新セキュリティ戦略「Adaptive Threat Defense」（適応型防御システム）の中核となる製品で、2年間をかけて開発した。適応型防御システムは、Anti-X防御、アプリケーションセキュリティ、ネットワークでの制御および抑制の3要素からセキュリティを向上させるアーキテクチャ。 ASA 5500ではネットワークとアプリケーションの両面のトラフィックに対してセキュリティ対策を講じることで、脅威が内部ネットワーク上に拡散する前に遮断できるという。システムに実装するセキュリティ対策製品の数を減らせることから、コスト削減と複雑性の排除につながるとしている。 具体的なセキュリティ機能としては、ファイアウォール、VPN、侵入検知、アンチウイルス／スパイウェアの4つを備え、VPNでは、リモートアクセスのIPsec、SSL VPNなどの機能を持つ。このほか、IP統合機能も充実させ、マルチキャスト、ルーティング、IPv6などをサポートし、システム内でのP2PネットワークやIM（インスタント・メッセージング）の利用を管理する機能もある。 「ASA 5510」「ASA 5520」「ASA 5540」の3機種のラインアップで、価格はそれぞれ、3,495ドル、7,995ドル、16,995ドルから。3機種とも5月中に出荷を開始する。 ■ ＵＲＬ 米Cisco Systems http://www.cisco.com/ ニュースリリース（英文） http://newsroom.cisco.com/dlls/2005/prod_050305.html?CMP=ILC-001
（ Infostand ）
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