米IBMは5月11日(米国時間)、ミッドレンジストレージ製品群「IBM TotalStorage DS4800」を発表した。4Gbpsのファイバチャネルをサポートし、ミッドレンジ市場では最速レベルとしている。6月17日から出荷する。
DS4800は、同社のミッドレンジライン「DS4000」の最上位機種にあたる。4Gbpsファイバチャネルのアーキテクチャーでパフォーマンスが向上し、米EMC(EMC CX700)や米Hewlett-Packard(HP EVA5000)など競合他社の製品と同等の価格で最大2倍の性能を引き出すという。
メモリは最大67TB(テラバイト)。アラート機能を新たに搭載したほか、データフェイルオーバーや可用性、統合などをGUIで操作でき、点検用の予備Ethernetポートなどを備える。同日発表した仮想化ソフトウェア「TotalStorage SAN Volume Controller(SVC)」をはじめ、IBMが提供する全種類のストレージソフトウェアをサポートする。
対応OSは、AIX、HP-UX、Solaris、Windows、Linux。「82A」と「84A」の2モデルがあり、価格は5万4000ドルから。両モデルとも6月17日に出荷を開始する。TotalStorage SVCは、5月13日発売で、価格は4万4500ドルから。
■ URL
米IBM
http://www.ibm.com/
( Infostand )
2005/05/13 08:59
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