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2005年Q1の世界サーバー市場、WindowsとUNIXが並ぶ－米IDC調査 |
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米IDCは5月27日（米国時間）、2005年第1四半期（1月－3月期）の世界サーバー市場調査結果を発表した。総売上高は前年同期比5.3％増の121億ドルで、8四半期連続成長となったものの成長率は過去2年間で最も低かった。また、Windowsサーバーの売上高が初めてUNIXサーバーと並んだ。 OS別では、Windowsサーバー、UNIXサーバーともに売上高は42億ドル。Windowsサーバーは、前年同期比12.3％増、出荷台数が同10.7％増となるなど強い成長を見せ、初めてUNIXに追いついた。UNIXサーバーは、売上高が同2.8％増、出荷台数は同5％増だった。 Linuxサーバーは11四半期連続で2桁成長を達成、今期は同35.2％増の12億ドルとなった。出荷台数は同31.1％増。Linuxサーバーがサーバー市場全体に占める割合は、10.3％に達した。 売上高ベースで見たベンダー別シェアは、米IBM（28.3％）、米Hewlett-Packard（27.6％）、米Dell（10.8％）、米Sun Microsystems（9.9％）、富士通／Fujitsu Siemens（8.1％）の順。HPの売上高は前年同期比8.8％増で、首位IBMとの差を縮めた。成長率が最も大きかったのはDellの16.6％。出荷台数ベースでは、HPが30.4％を占めて首位となった。 規模別にみると、エントリーレベルにあたるボリュームサーバーの売上高は15.6％増、ミッドレンジは6.1％増となったのに対し、ハイエンドは13.9％減となった。IDCでは、仮想化技術やサーバー統合などのトレンドがエントリー／ミッドレンジの追い風となっている一方で、価格へのプレッシャーがハイエンド市場に影響を与えた、と分析している。 このほかブレードサーバー分野が好調で、出荷台数は68.2％増、売上高は106％増で成長し、4億900万ドル規模（全市場の3.4％）に達したという。 ■ ＵＲＬ 米IDC http://www.idc.com/ ニュースリリース（英文） http://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prUS00153905
（ Infostand ）
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