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メールチェックは1日平均約5回、時間帯・場所は問わず-米AOL調査


 米国の平均的な成人は、1日に5回近く電子メールをチェック。また、勤務中の私用メールは、罪悪感を覚えつつも半分近くが行っている。米America Online(AOL)が調査会社Opinion Researchが5月26日(米国時間)発表した共同調査の結果からわかった。

 「電子メール中毒度調査」と題した調査で、米国20都市在住の18歳以上の成人4012人を対象に電子メールに関連した習慣を聞いた。

 それによると、メールを送受信するタイミング(複数回答)は、41%が「朝一番」、18%が「夕食後すぐ」、14%が「帰宅後すぐ」、同じく14%が「就寝前」、40%が「夜中」と回答、平均すると1日5回近くメールをやり取りしているという。

 自宅や会社以外の場所では、「教室」(12%)、「公衆無線LANを利用してスターバックスなど」(6%)、「運転中」(4%)、「教会」(1%)などがあり、モバイル通信の普及によってどこでもできるようになっている。「2~3日メールチェックできないと困る」と回答した人は26%いた。

 私用メールは、会社員の47%が「会社で送受信している」と回答。回数は1日平均3回で、「出社後すぐ」とした人は25%いた。性別で見ると、女性50%、男性44%と、女性の方が勤務中に私用メールをする人が多い。勤務中の私用メールに対して「罪悪感を感じている」と回答した比率も女性の方が高く、女性27%、男性13%だった。内容は、家族や友人とのやりとりよりも、買い物などが多いという。また、9%が「上司の注意を受けた」経験があると回答している。

 また、77%が2つ以上のメールアカウントを持っており、所有アカウント数の平均は1人あたり2.8だった。

 AOLは、電子メールは人々のコミュニケーション手段として重要な役割を果たしており、依存度が高くなっていると指摘している。



URL
  米America Online
  http://www.aol.com/


( Infostand )
2005/05/31 08:49

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