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米Microsoft、米IBMとの独禁法訴訟で和解-7億7500万ドル支払い


 米Microsoftと米IBMは7月1日(米国時間)、係争中の独占禁止法訴訟問題で和解したと発表した。MicrosoftはIBMに和解金7億7500万ドルを支払い、7500万ドル相当の自社ソフトウェアを無償で提供する。昨年には米Sun Microsystemsと、今年4月には米Gatewayとも和解している。

 米司法省が米Microsoftを独占禁止法違反で訴えた訴訟で、MicrosoftがIBMに対する差別的な価格付けを行っていたとした判事の認定に基づくもの。IBMの「IBM OS/2」や「SmartSuite(Lotus SuperOffice)」が対象となる。ソフトウェアは、IBMが自社製品に実装するものについて適用される。

 IBMが損害を受けたと主張していたサーバーハードウェアおよびソフトウェアについては、対象外となっている。なお、IBMは今後2年間、サーバー関連の損害賠償を請求しないほか、2002年6月30日以前に発生した問題に関する賠償も求めないことで合意している。

 両社は2003年11月より、和解に向けた話し合いを進めていたという。



URL
  米Microsoft
  http://www.microsoft.com/
  米IBM
  http://www.ibm.com/
  ニュースリリース(英文)
  http://www.microsoft.com/presspass/press/2005/jul05/07-01msibmsettlepr.mspx


( Infostand )
2005/07/04 08:51

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