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米Microsoft、ディスクバックアップ市場に参入 |
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米Microsoftは7月8日（米国時間）、ディスクベースのバックアップ製品「Microsoft System Center Data Protection Manager（DPM）」を発表した。米ミネソタ州ミネアポリスで開催したパートナー向けカンファレンス「Worldwide Partner Conference 2005」で行ったもので、このほか今後1年半以内に登場予定の各種法人向け新製品の概要も一挙に発表した。 System Center DPMは、同社で初となるディスクベースのバックアップおよびリカバリー製品。1クリックでバックアップ作業を開始できる容易さ、テープベースに比べての高速、競合他社より安価な点をメリットとして強調している。30日以内に製造工程向けにリリースを開始する。予定価格は約950ドル（System Center DPMライセンス1、管理ライセンス3）としている。 Microsoftはこのほか、同イベント中にMicrosoft Office次期バージョン（開発コード名は「Office 12」）の新機能を初めてデモしたほか、IM（インスタントメッセージング）、オンライン状態表示、通話制御などのリアルタイム機能をアプリケーションに組み込むことができる「Microsoft Visual Studio」用ツールキット「RTC Presence Toolkit」なども発表した。Officeでは、これを利用したサービスを提供するパートナー向けに、無償の支援サービス「Information Work Solution Services」を今月中に開始するという。 ビジネス・ソリューション分野では、先日発表した「Microsoft CRM 3.0」「Microsoft Windows Server System Midsize Business Promotion」のほか、小規模企業向けの「Windows Small Business Server 2003 R2」の概要を発表した。「SQL Server 2005 Workgroup Edition」とパッチ管理ツールを持ち、メール容量を最大75GBに拡大する。今年後半予定の「Windows Server 2003 R2」のリリース後に発表するという。 同社では、次期Windowsの「Longhorn」（開発コード名）に併せて、オフィス製品、業務アプリケーションを一新する計画。新製品ではWebサービスなどインターフェイス技術を強化し、ユーザーは、リソース配分、顧客サービス、他社との競合などに集中できるとしている。 Longhornは今年夏にベータ版をリリースする予定。「Visual Studio 2005」「SQL Server 2005」「BizTalk Server 2006」のリリースは、11月7日としている。 ■ ＵＲＬ 米Microsoft http://www.microsoft.com/ ニュースリリース（英文） http://www.microsoft.com/presspass/press/2005/jul05/07-08WWPC05Day1PR.mspx
（ Infostand ）
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