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Nokia、法人向けモバイル電子メールソリューションを発表 |
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フィンランドのNokiaは9月13日（米国時間）、携帯電話で企業の電子メールを送受信するソリューション「Nokia Business Center」を発表した。同社製携帯電話のほか、他社製の携帯電話でも利用できるようにする。年内に欧州・北米地区で提供を開始し、2006年以降、他の地域にも拡大するという。 企業メールサーバーと統合して、携帯端末上で電子メールの送受信が可能とするもの。まず「Microsoft Exchange Server 2003」をサポートし、将来的には米IBMの「Lotus Notes／Domino」にも対応する。利用できる携帯電話は、Symbian OSベースのNokia製スマートフォン「Nokia 9300」「Nokia 9500」「Nokia 6630」「Nokia 6680」「Nokia 6681」「Nokia 6682」の6機種。携帯端末向けJavaの「Java MIDP」を採用している携帯電話に実装が可能で、今後他社製の携帯電話にも認定を拡大する予定という。 標準機能として提供されるスタンダード版と、追加料金が必要なプロフェッショナル版の2種類を用意する。スタンダード版では、電子メールの作成・送受信・削除などの基本的な機能が利用できる。プロフェッショナル版は企業システムと統合することで、システムに直接アクセスすることが可能。スケジュール機能のサポート、添付ファイルの完全サポートなど、PC並みの機能を提供するという。いずれも、英、独、仏、伊、スペイン語の5カ国をサポートする。 携帯端末での電子メール利用は、カナダのRemote In Motion（RIM）がクライアントをライセンス提供して成功しているが、汎用性やコストなどの課題がある。Nokiaによると、Nokia Business Centerは携帯端末における電子メール利用のすそ野を広げるもので、使いやすさ、既存インフラとの統合、コストの3つの障害を克服するとしている。 ■ ＵＲＬ Nokia http://www.nokia.com/ ニュースリリース（英文） http://press.nokia.com/PR/200509/1011447_5.html
（ Infostand ）
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