米Hewlett-Packard(HP)は9月19日(米国時間)、資産管理ソリューションベンダーの米Peregrine Systemsを買収することで合意したと発表した。買収金額は約4億2500万ドルで現金で支払う。HPは同社の買収により、システム管理分野を強化する。
買収金額はPeregrineの株価の16日の終値に約30%のプレミアムをつけたもので、1株あたり26.08ドル。Peregrineの株主と規制当局の承認を経て、2006年第1四半期に完了の見込み。
Peregrineは、ITをはじめ企業の資産管理を実現するソフトウェアを開発・提供。ハードウェアやソフトウェアライセンスの管理、各種資産の追跡、調達プロセスの合理化、支出管理、サービス管理など、企業の目的に応じたソリューションを展開している。
買収後、Peregrineの技術は、HPのシステム管理ソフトウェア体系「HP OpenView」に統合される。システム管理分野は2008年で10億ドル市場に成長すると予想されている。HPは以前からサービス企業への転身を図ってきた。
■ URL
米Hewlett-Packard
http://www.hp.com/
ニュースリリース(英語)
http://www.hp.com/hpinfo/newsroom/press/2005/050919xc.html
( Infostand )
2005/09/20 08:34
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