米Hewlett-Packardは10月11日(米国時間)、SMB向けのストレージ製品と各種サービスを発表した。HP初のSMB向けデータバックアップソフト「StorageWorks Data Protector Express」、ストレージアレイ「HP StorageWorks MSA 1510i」、ツール類、サポートサービスなどで、同社の「Smart Office」ブランドで販売する。
StorageWorks Data Protector Expressは、SMB向けに設計したバックアップ・リカバリソフトで、専任スタッフがいない環境でも容易にデータ保護対策ができるという。Windows、Linux、NetWareを同じインターフェイスで管理でき、メディアはテープ、ディスク、CD、DVDをサポートする。価格は799ドルで、1年間のサポートとアップグレード付き。
StorageWorks MSA 1510iは、iSCSI接続のSAN(Storage Area Network)を容易に構築・管理する。同社のHP ProLiantサーバーから、HP Smart Array上の内部ディスクを取り出し、StorageWorks MSA上に直接移行することも可能。扱いはEthernet並みに簡単としている。価格は7,995ドルから。
ツールは、米Cisco Systemsと提携して米国ユーザーを対象に提供するネットワーク実装などの各種ツール。サービスは、企業のIT投資の計画、利用、保護と包括的に支援する「HP Smart Services」、チャットによるヘルプサービス(英語のみ)を含む「HP Smart Advice」の2種類がある。Smart Servicesは、Webベースのツールで、HPサービスポートフォリオにアクセスして、必要なサービスを評価できる。
■ URL
米Hewlett-Packard
http://www.hp.com/
ニュースリリース(英文)
http://www.hp.com/hpinfo/newsroom/press/2005/051011a.html
( Infostand )
2005/10/12 08:49
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