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米RSA、SecurIDと統合可能な最新シングルサインオンソフトを発表


 米RSA Securityは10月17日(現地時間)、最新の企業向けシングルサインオンソフトウェア「RSA Sign-On Manager 4.5」を発表した。同社の2ファクタ認証技術「RSA SecurID」と統合が可能で、既存アプリケーションの認証を容易に強固にできるという。11月から提供を開始する予定。

 Sign-On Managerは、1度ログオンすると複数の企業アプリケーションにアクセスできるシングルサインオン技術。2ファクタ認証は、パスワードなどの記憶をベースとしたものと、USBトークンなどの持ち物をベースとしたものの2つのファクタでユーザー認証を行う技術で、より強固な認証を実現する。

 4.5では新たに、SerurIDをサポート。ユーザーはWindowsデスクトップPCにSerurIDトークンを装着し、パスワードを入力するだけで、2ファクタ認証を要求する全アプリケーションにアクセス可能となる。これにより企業は、既存の企業アプリケーションで容易に2ファクタ認証をサポートして、コストや管理の手間を省けるという。また、法規制遵守などのメリットもあるとしている。

 すでにSerurID技術を利用している企業は、追加コストなしに容易にWindows上でSign-On Managerを実装できる。また、パスワードを忘れたり、トークンを紛失した際の非常時アクセス機能「IntelliAccess」でセルフサービス機能を強化し、ヘルプデスクに問い合わせることなくVPNやデスクトップにアクセスできるという。



URL
  米RSA Security
  http://www.rsasecurity.com/
  ニュースリリース(英文)
  http://www.rsasecurity.com/press_release.asp?doc_id=6128


( Infostand )
2005/10/18 09:00

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