PHP開発ツールを提供する米Zend Technologiesは10月19日(米国時間)、PHPを利用したWebアプリケーションの開発・実装のデファクトスタンダードを目指す最新のイニシアティブ「PHP Collaboration Project」を発表した。米IBM、米Oracle、米Intel、スウェーデンのMySQLなどが当初から参加する。
PHP Collaboration Projectはまず、PHP言語を用いたWebアプリ開発手法を標準化するためのイニシアティブ「Zend PHP Framework」と、オープンソースの統合開発環境を推進するEclipse Foundationとの協業という、2つの活動から着手する。オープンソースコミュニティ、パートナー企業や顧客に参加を呼びかけてゆく。
同社は現在、PHPコミュニティやISV各社と協業して、開発・実装を容易かつ簡素にするZend PHP Frameworkを開発している。今回、Strategic DeveloperとしてEclipse Foundationに参加し、Eclipseコミュニティに提案していく。Zend PHP FrameworkとEclipseを組み合わせることで、Webアプリケーションの開発・実装を改善できるとしている。
オープンソースベースのPHPは現在世界2200万以上のWebサイトで利用されており、40%のWebアプリケーションに使われているという。新イニシアティブにより、企業分野への進出を図る。
■ URL
米Zend Technologies
http://www.zend.com/
ニュースリリース(英語)
http://www.zend.com/news/zendpr.php?id=109
( Infostand )
2005/10/21 09:00
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