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米EMCが入力管理技術会社を買収、ドキュメント管理を強化
ストレージ大手の米EMCは10月20日(米国時間)、入力管理ソリューションの米Captiva Softwareを買収することで合意したと発表した。買収金額は約2億7500万ドルで、現金で支払う。EMCは、ストレージから情報ライフサイクル管理(ILM)企業へと事業を拡大しており、その一環となる。
Captivaは、紙ベースの情報をデジタルフォーマットに変換する入力管理ソリューションを提供している。これによって、情報にすばやくアクセスでき、すぐにビジネスプロセスにつなげることができるほか、規制順守などのメリットもあるという。規制当局と株主の承認を経て2006年初めに完了の見込み。
EMCでは今後、Captivaの技術をドキュメント管理ソリューションのDocumentumに統合して、企業のアーカイブ全体をカバーするソリューションを提供するとしている。また、オープンなソフトウェアとしての開発・提供も続けるという。
Documentumは、同社が2003年にDocumentum買収により手に入れたドキュメント管理技術で、構造化、半構造化、非構造化データを取り扱うことができる。
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URL
米EMC
http://www.emc.com/
ニュースリリース(英文)
http://www.emc.com/news/emc_releases/showRelease.jsp?id=3606&l=en&c=US
( Infostand )
2005/10/24 08:55
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