米Sun Microsystemsは10月26日(米国時間)、RFID技術を利用した資産管理ソリューション「Sun RFID Industry Solution for Physical Asset Tracking」を発表した。同社のサーバー製品やサービスなどを組み合わせて資産追跡システムを構築する。
Sun RFID Industry Solution for Physical Asset Trackingは、「Solaris 10 Operating System」「Sun Java Enterprise System」「Sun Java System RFID Software」で構成されるソリューション。これに、サードパーティの携帯端末用アプリケーションなどを組み合わせて利用する。
資産に無線ICタグを装着して位置や状態を追跡し、ライフサイクル全体を通して効率よく管理する。リアルタイムに資産の位置を確認でき、適切な場所にない場合は警告を出せる。レポート作成も可能。これにより、運行や保守にかかるコストを削減して、資産を効率よく利用し、法規制順守に対応するという。
Sunではこのソリューションを同社内の2カ所の施設ですでに採用しており、Sun Newark Shared Lab Projectでは6000平方フィート(約560平方メートル)の施設内の1万台以上のサーバーとコンピュータ機器の利用状態を管理しているという。ネットワークに接続することなく、1時間以内に全資産の位置、属性(種類、年数、有効期限、温度など)の情報を検証できたという。
■ URL
米Sun Microsystems
http://www.sun.com/
ニュースリリース(英文)
http://www.sun.com/smi/Press/sunflash/2005-10/sunflash.20051026.5.html
( Infostand )
2005/10/27 08:59
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