米Hewlett-Packard(HP)は11月1日(米国時間)、同社初のUNIXベースのブレードサーバー「HP Integrity BL60p」を発表した。価格は5,695ドル、2006年から出荷を開始する。
HPのUNIX「HP-UX 11i」をベースとしたブレードサーバーで、プロセッサは米IntelのItanium 2を搭載した。システムは、最大メモリ8GBに1.66MHzのItanium 2のシングルまたはデュアルの2モデルを用意する。6Uのシャーシにブレードを6台搭載可能で、UNIXベースのインフラのサーバー統合ができる。支店や遠隔オフィス向けの用途を想定している。
必要に応じてサーバーを追加できることから、コスト効果や拡張性などのメリットがある。また、同社の管理ソフトウェア「HP Systems Insight Manager(SIM)」を利用することで、ブレードサーバー、ストレージ、ネットワークなどシステム全体を単一ポイントで管理できるという。
HPのベンチマークテストでは、同等構成の米IBMの「IBM eServer BladeCenter JS20」と比べて60%上回る性能という。
■ URL
米Hewlett-Packard
http://www.hp.com/
ニュースリリース(英文)
http://www.hp.com/hpinfo/newsroom/press/2005/051101b.html
( Infostand )
2005/11/02 09:00
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