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米Microsoft、「Office 12」のベータ1をリリース
米Microsoft11月16日(米国時間)、Office systemの次期バージョン「Office 12」(開発コード名)の最初のベータ版となるテクニカルベータ1を、登録テスターに向けてリリースしたと発表した。約1万人の顧客・パートナーに提供する。
来年後半に正式版をリリースする予定の「Office 12」は、「この10年余で最も重要なリリース」(インフォメーションワーカー製品マネジメントグループ副社長のChris Capossela氏)という。Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Access、InfoPath、OneNote、Publisher、Project、Visioが含まれる。
Office プログラムマネージャのBrian Jones氏がMSDN内で公開したブログによると、Office 12はユーザーインターフェイスを一新し、コンテンツの共有・検索・作成・再利用を、ブラウズとクリック操作により効率よく実現するという。全Office機能に容易にアクセスできるほか、Outlookとの統合も強化した。新しいユーザーインターフェイスは拡張可能で、既存のアドイン機能も利用できるという。
また、新しいグラフィック・チャートエンジン搭載により、表やグラフなどの視覚効果を改善した。これらの機能強化により、ユーザーの生産性を向上できるという。
このほか、Word、PowerPoint、Excelのファイルフォーマットは、XMLをベースとした同社の独自仕様「Microsoft Office Open XML File Formats」を採用している。ビジネスインテリジェンス機能、コンテンツ管理機能も強化した。
パブリックベータは来年前半にリリースの予定で、同社のサイトで登録を受け付けている。
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URL
米Microsoft
http://www.microsoft.com/
ニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2005/nov05/11-16Office12Beta1PR.mspx
Brian Jones氏のブログ(英文)
http://blogs.msdn.com/brian_jones/archive/2005/11/16/493752.aspx
「Office 12」のページ(英文)
http://www.microsoft.com/office/preview/default.mspx
( Infostand )
2005/11/18 09:00
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