米Microsoftは11月28日(米国時間)、ホスティングサービス・プロバイダ向けソリューションの最新版「Microsoft Solution for Hosted Messaging and Collaboration version 3.5」の提供を開始した。モバイル端末とのデータ同期機能を搭載し、セキュリティや管理機能を強化した。大企業並みの機能をSMB向けに提供できるとしている。
10~250ユーザーの中小規模企業(SMB)向けにホスティングサービスを提供するためのパッケージ。電子メールやIMなどの通信機能、コラボレーション機能を備える。通信事業者やホスティングサービス・プロバイダ向けで、同社の「Exchange Server」「Live Communication Server」「Windows SharePoint Services」のホスティング版にあたる。
最新版では、同期、セキュリティなどモバイル機能を中心に強化した。同期機能のサポートによって、「Windows Mobile 5.0」を搭載したPDA、スマートフォンは自動更新するプッシュ型電子メールを利用できるようになり、セキュリティでは端末を紛失した場合でも遠隔からデータを消去できる機能を追加した。
また、管理機能では、実装自動ツール、スクリプトやコードサンプルなどを追加した。新しいアプリケーションの実装が容易になり、新規顧客獲得の際のサービス開始までの時間と作業を大幅に削減できるという。
■ URL
米Microsoft
http://www.microsoft.com/
プレスリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2005/nov05/11-28EnhancesFeaturesToolsPR.mspx
( Infostand )
2005/11/29 08:39
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