米Microsoftは12月6日(米国時間)、Windows Server 2003の機能強化版である新しいサーバーOS、「Windows Server 2003 R2」の開発が完了し、製造工程向けリリース(RTM)になったと発表した。今後60日以内に一般発売される予定。同OSはWindows Server 2003 SP1をベースに開発されており、ストレージ管理機能や、リモートオフィス管理向けの機能、ID管理機能などが強化される。
Windows Server 2003のソフトウェアアシュアランス(SA)を契約しているユーザーは、リリース後、追加のライセンス費用なしにWindows Server 2003 R2を入手できる。CAL(Client Access License)に関しては、Windows Server 2003と同じものを利用する。
なお今回は同時に、ストレージ向けOS「Windows Storage Server 2003 R2」がRTMになったこと、中小企業向けのSmall Business Server 2003 R2が2006年第2四半期に提供開始される予定であることも明らかにされている。