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米Microsoft、次期Microsoft Exchange“12”のベータ1をリリース


 米Microsoftは12月14日(米国時間)、Microsoft Exchangeの次期バージョン「Microsoft Exchange“12”」(開発コード名)の最初のベータ版をリリースした。クローズドのベータテスターに配布する。正式版は2006年後半から2007年前半にリリースの予定。

 64ビットシステムに対応して拡張性を強化し、管理者向けの機能やユーザーのインボックスへのアクセス機能を改良した。ユーザー向け機能では、インボックス内のボイスメールやファクスに電話でアクセス可能になった。音声認識機能を使って操作するもので、“ユニファイドメッセージング”を実現する。

 管理者向け機能では、新しいメールアカウントの作成などの定型的な作業を自動化できるスクリプティングツールを追加する。Windowsの次期コマンドシェル「Monad」(開発コード名)をベースにしたもので、Monadを製品に組み込むのは初という。

 このほか、スパムフィルターの自動アップデートなどを含むスパムとフィッシング対策の強化、複数のエンジン利用をサポートしたウイルススキャンなどが盛り込まれている。



URL
  米Microsoft
  http://www.microsoft.com/
  プレスリリース(英文)
  http://www.microsoft.com/presspass/press/2005/dec05/12-14Exchange12BetaPR.mspx


( Infostand )
2005/12/15 09:00

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