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米Oracle、ホットプラグ可能なSOAスイートを発表


 米Oracleは1月12日(米国時間)、SOA(サービス指向アーキテクチャ)を構築・実装・管理できるインフラ技術スイート「Oracle SOA Suite」を発表した。各種アプケーションサーバーをサポートし、ホットプラグで接続して利用できる容易さを特徴とする。同日提供を開始した。

 Oracle SOA Suiteは、Oracleのミドルウェア群「Oracle Fusion」の技術コンポーネントを組み合わせた包括的なSOAソリューション。「Oracle BPEL Process Manager」「Oracle Enterprise Service Bus」「Oracle Web Services Manager」「Oracle Business Rules Engine」「Oracle Business Activity Monitoring」「Oracle Enterprise Manager」「Oracle JDeveloper 10g」で構成される。

 既存のITシステムにシームレスに接続して、事業戦略を支援するIT機能を迅速に開発・実装可能。また、事業戦略に変更があった場合でも、企業はシステムを作り直すことなく新しいものとIT機能とを連携させることができるという。

 特徴は、「業界初」(同社)のホットプラグ機能。Oracle製アプリケーションサーバーのほか、米IBMや米BEA Systemsなどの非Oracle製J2EEアプリケーションサーバーとの相互運用性を実現し、ホットプラグ感覚で接続するだけで利用できるという。

 このほか、CICS、VSAM、IMSなどのレガシーシステムにアクセスしたり、Webサービス経由でOracleや独SAPなどの業務アプリケーションパッケージと接続するための各種コネクタも備える。



URL
  米Oracle
  http://www.oracle.com/
  プレスリリース(英文)
  http://www.oracle.com/corporate/press/2006_jan/soa_suite.html


( Infostand )
2006/01/13 08:52

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