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米Microsoft、Windows Vista向けの脆弱性パッチをリリース


 米Microsoftは、昨年末に発見されたWindows Meta File(WMF)の脆弱性について、次期OS「Windows Vista」向けにもパッチをリリースした。1月13日(米国時間)から同社のWebサイトからダウンロード可能になっている。

 この脆弱性は、Windows OSのGraphics Rendering Engineの欠陥を突いたもので、WMFファイルを開くと悪意あるソフトウェアをダウンロードする。2005年12月末に発見された脆弱性で、Windows OS向けのパッチは予定を前倒しして1月6日に公開された。この時、Microsoftは危険度を最も高い「緊急」としていた。

 今回は、Vista向けにも同様の脆弱性に対応する修正ファイル「WindowsVista-KB912919-v1-x86-EN-US.EXE」をリリースした。Vistaは今年後半のリリースを予定しており、修正ファイルは、登録ベータユーザーらを対象に2005年12月に公開したCTP(コミュニティ技術プレビュー)版向け。



URL
  米Microsoft
  http://www.microsoft.com/
  「WindowsVista-KB912919-v1-x86-EN-US.EXE」ダウンロード
  http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=228f2cdc-7148-4002-86bb-e4ade080ea86&displaylang=en


( Infostand )
2006/01/17 08:35

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