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米Egenera、最新ブレードシステム「BladeFrame EX」を発表


 ブレードサーバー専業ベンダーの米Egeneraは1月24日(米国時間)、最新のブレードシステム「Egenera BladeFrame EX」を発表した。同社の第3世代ブレード・ハードウェアで、内部接続技術や帯域幅の改善で、前機種比で約2倍の性能を実現するという。

 BladeFrame EXは処理量に応じてリソースを動的に変更できるモジュラー型のブレードサーバー。SMPプロセッシングの「Egenera Processing Blade」、中央制御の「Control Blade」、統合スイッチの「Switch Blade」、インターコネクトの「BladePlane」などのコンポーネントで構成される。

 BladeFrame EXでは、このうちControl Blade、BladePlane、Switch Bladeの強化で性能向上を図った。ファブリックとの接続を8ポート持ち、帯域幅は10Gbpsをサポートする。これによって、前機種比でネットワーク性能は280%増、ディスク性能は230%増を実現するという。

 さらに、4Gbpsのファイバチャネル、10Gigabit Ethernetとも接続できる。Ethernetポート数は、前機種の2倍の16ポートとした。既存製品との互換性を確保し、既存のProcessing Bladeのすべての設定をBladeFrame EXで利用できる。

 また同社は、米Emerson Network Powerの冷却技術「Liebert XD」を採用した冷却システム「CoolFrame」をあわせて発表した。Libert XDをシャーシ背部に直接取り付けることで、データセンターで問題となる発熱を軽減するという。



URL
  米Egenera
  http://www.egenera.com/
  プレスリリース(英文)
  http://www.egenera.com/display_pr.php?id=249


( Infostand )
2006/01/25 08:49

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