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Itaniumの利用拡大に100億ドルを投入-Itanium Solutions Alliance


 Itaniumサーバー向けソリューションを推進するコンソーシアムItanium Solutions Allianceは1月26日(米国時間)、ミッションクリティカル領域におけるItaniumサーバーの利用を促進するため、今後5年間で総額約100億ドルの資金を投入すると発表した。

 Itanium Solutions Allianceは、米Intel、仏Bull、富士通、オランダFujitsu-Siemens Computers、日立製作所、米Hewlett-Packard、NEC、米SGI、米Unisysの9社が昨年9月に結成。現在計30社以上が参加し、ItaniumのソリューションカタログであるAlliance Solutions Catalogueの作成、ソフトウェア開発者向けプログラムなどの活動を行っている。

 資金投入によって、Itaniumを搭載したサーバーの利用を、データベース、ERPやCRMなどの業務アプリケーションに拡大する。コンソーシアムによると、この分野はレガシーなプロプライエタリ技術が独占してきた分野で、業界標準ソリューションが加わることで、企業の選択肢が広がるという。具体的には、研究開発、マーケティング、ISV向け活動などを展開する予定。

 Itaniumサーバーの売上高は現在、米IBMのPOWER2に対して33%、米Sun MicrosystemsのSPARCに対して58%の比率に相当するという。また、Itanium上で動作するアプリケーションの数はこの1年間で倍増し、6000に達しているという。



URL
  Itanium Solutions Alliance
  http://www.itaniumsolutionsalliance.org/
  Itanium Solutions Allianceのリリース(英文)
  https://www.itaniumsolutionsalliance.org/news/pr/view?item_key=e30f62bc7770a22d9d95e4d267ed1a63a1a803b5


( Infostand )
2006/01/30 08:59

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