米Microsoftは3月15日(米国時間)、複数のWindows Liveサービスで広告のテストを開始したと発表した。世界各地で行われ、当初はCoca Cola Brazilなど20社が参加する。世界最大のオンライン広告ネットワークになるとしている。
Liveサービス群は基本的なサービスが無料で利用でき、同社は広告モデルでこれらの事業を展開する計画。対象のオンラインサービスは、ブログの「MSN Spaces」、無償ドメイン名などの基本的なビジネス向けサービスをパッケージにした「Microsoft Office Live」、次期電子メールサービスの「Windows Live Mail」。
テストでは、複数の広告フォーマットの運用テストを行い、どの広告が最も投資対効果(ROI)が高いかを測定する。参加するのはCoca Cola Brazil、求人情報サイトのMonster.comを運営するMonster Worldwideなど。Microsoftは、広告主には新しい機会を、ユーザーには新しい体験を提供するとしている。
テストは各サービスごとに地域が異なり、たとえばMSN Spacesは、オーストラリアとイタリアでテスト中。Windows Live Mailは、オーストラリア、ブラジル、カナダ、米国などの国でテスト中という。テストは年末まで行われる。同時に、9地区約100の広告主と共同で、追加の広告事業モデル研究も行うという。
■ URL
米Microsoft
http://www.microsoft.com/
プレスリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2006/mar06/03-14LargestAdNetworkPR.mspx
( Infostand )
2006/03/16 08:54
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