米CAは3月20日(米国時間)、ITシステム運行管理ツールの最新版「CA Desktop and Server Management r11」を発表した。同社のIT管理ビジョン「Enterprise IT Management(EITM)」の一部として提供するもので、デスクトップPCとサーバーを対象に、パッチからIT資産まで、IT運用のためのライフサイクル全体を管理できるという。
組織内のITシステム管理ツールで、パッチ配信や更新に関するポリシー策定、リアルタイムでのIT資産の把握、メンテナンス/マイグレーションの自動化などの機能を持つ。CAのIntegration Platformをベースとしており、各種のデスクトップ/サーバー管理製品と統合が可能。新たに、Windows PCからのLinuxサーバーおよびデスクトップの遠隔管理機能も加わった。これにより、システムの設定および実装・運行を統一し、管理作業を簡素化できるという。
このほか、レポート機能、ソフトウェアパッチレベルの検出、イベントベースでのソフトウェア配信など、ポリシー順守のための各種機能を強化した。「CA Service Management r11」「CA Asset Management r11」との統合も可能だ。
またCAは同日、Desktop and Server Management r11とバンドルして提供するツールとして、Windowsデスクトップ向けのライフサイクル管理ツール「CA Desktop Management Suite for Windows」と、パッチ管理サポートツール「Unicenter Patch Management」も発表した。
■ URL
米CA
http://www.ca.com/
ニュースリリース(英文)
http://www3.ca.com/press/PressRelease.aspx?CID=85421&culture=en-us
( Infostand )
2006/03/22 08:43
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