米Microsoft Corporation(以下、Microsoft)は3月27日(米国時間)、システム間連携製品「BizTalk Server 2006」のRTM(製造工程向けリリース)を発表した。
BizTalk Server 2006は、企業内・企業間でのシステム連携を実現するためのサーバーソフト。今回の新版では、管理機能、展開機能やリアルタイム警告機能の向上、BAM(ビジネス活動監視)ポータル機能の提供、従来型システムやメインフレーム資産の有効活用を可能とする新機能の追加などが行われているという。
製品のうち、Enterprise EditionとStandard Editionでは、SAP、Siebel、Peoplesoft、JD EdwardsなどのビジネスアプリケーションやOracle Databaseに対応したアダプタが無償で提供される。
また、Microsoftによれば、すでに1100社のSIと20社のISVがBizTalk Server 2006を用いたソリューションやソフトの構築を進めているとのことで、「同製品により、従業員、取引パートナー企業、プロセスおよび情報を結合するビジネスプロセス管理のための簡素なソリューションを、あらゆる規模の企業に提供することができる」(同社)としている。
■ URL
米Microsoft Corporation
http://www.microsoft.com/
プレスリリース(日本語抄訳)
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2637
( 石井 一志 )
2006/03/28 12:12
|