カナダのBI(ビジネスインテリジェンス)ツールベンダー、Cognosは3月27日(米国時間)、自社BIスイート向けの検索機能「Cognos Go! Search Service」を発表した。同社のBIツールが取り扱う全コンテンツを対象に検索できるという。今年5月より提供を開始する。
Cognos Go!は、同社の主力BIプラットフォーム「Cognos 8 BI」向けのアドオン機能。Cognos 8がサポートするリレーショナルデータベース、OLAP、ERP、非構造データからの検索が可能で、SAP R/3やSiebel CRMなど他社製品もこれに含む。階層、次元、カテゴリ、メタデータなどをベースにインデックスを作成、コンテンツの中身も検索できる。
使いやすさと精度の高さが特徴で、検索結果はWebブラウザでランキング順に表示される。ファジーマッチングなどの技術により、自動的に検索条件をチューニングできるという。
Cognos 8は同社が2005年に11月に提供を開始したBIツール。BIは社内のデータを活用できるツールとして関心が高まり、導入が進んでいる。専業ベンダーであるCognosは米Microsoftや米Oracleらと競合している。
■ URL
加Cognos
http://www.cognos.com/
ニュースリリース(英文)
http://www.cognos.com/news/releases/2006/0327_2.html
( Infostand )
2006/03/29 08:45
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