米McAfeeは3月29日(現地時間)、インドに持つ研究開発センター「McAfee India Centre」を強化すると発表した。今後8000万ドルを投資し、自社ソリューションや製品の革新につなげるという。
McAfee India Centreは、McAfeeがインド・バンガロールに2003年3月に開設した同社最大の研究開発センター。現在600人の従業員を抱え、同社の提供するソリューションや製品の開発を行っている。McAfeeは同センターに今後4年間で8000万ドルを投資し、従業員1000人体制にする計画だ。
同時に、各種の顧客向け支援プログラムも発表した。たとえば、「Joint Development Program」は、顧客サポートを通じて得られる顧客からのアイデアを新規の研究開発プロジェクトにつなげるというもので、同社では、これまでにない顧客フォーカスおよび連携レベルとしている。また「Deployment Assistance Program」では、新しいセキュリティソリューションの実装を支援する。
これらのプログラムは主としてインドの顧客を対象としており、同開発センターと顧客との連携を強めるのが狙い。同センターでは研究開発のほか、同社が世界レベルで提供している顧客サポートも担当している。
■ URL
米McAfee
http://www.mcafee.com/
ニュースリリース(英文)
http://www.mcafee.com/us/about/press/corporate/2006/20060329_174211.htm
( Infostand )
2006/03/30 08:50
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