米Oracleと米Novellは4月4日(米国時間)、Oracleのグリッド対応製品をNovellのサーバーOS上で迅速に実装できるサービス「Novell/Oracle Database 10g Accelerator」を発表した。ブレードサーバーなどを利用するデータセンターでグリッドの適用を進める狙いだ。
Novellの「SUSE Linux Enterprise Server」を搭載したサーバー上でOracleのグリッド対応製品を迅速に導入するソリューション。対象となるOracle製品は、データベースの「Oracle Database 10g」のほか、「Oracle Real Application Clusters」「Oracle Application Server 10g」「Oracle Enterprise Manager 10g」。
同サービスでは、米Hewlett-Packard、米Egeneraのハードウェアベンダー2社と提携し、両社のブレードサーバーなどのハードウェアで検証済みのソリューションを提供する。
これによって実装にかかるコストと時間を圧縮し、容易にグリッドを導入できるという。また、顧客は必要なサービスを選択できるため、自社のニーズにあった技術だけを実装することも可能だ。
同サービスを利用してグリッドを実装することで、顧客はOracleの「Oracle Enterprise Manager 10g Grid Control(Oracle Grid Control)」、「Automated Storage Management」などの管理機能を利用して、グリッドの運行を監視・管理できるという。
■ URL
米Oracle
http://www.oracle.com/
米Novell
http://www.novell.com/
Oracleのニュースリリース(英文)
http://www.oracle.com/corporate/press/2006_apr/04-04-06%20novell-oracle%20acclerator.html
( Infostand )
2006/04/06 08:55
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