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米IBM、XMLをネイティブでサポートした次期「DB2 Viper」テスト版を公開
米IBMは4月6日(現地時間)、次期データベース管理サーバー「DB2 Viper」(開発コードネーム)のテストドライブ版をリリースした。XMLをネイティブでサポートし、XMLデータとリレーショナルデータの両方を管理できる初のデータベースという。同社のWebサイトよりダウンロードできる。
Viperは、XMLデータをリフォーマットすることなく、ネイティブに保存・インデックス化が可能で、SQLが採用するテーブル形式とXMLの階層形式のデータ構造の両方をサポートするのが最大の特徴。IBMによると、単一のデータベースエンジンで既存のリレーショナルデータ管理と両方を実現する初の製品という。これにより、アプリケーションの性能や生産性を改善できるという。
XQuery、XPath、SQLの3種類のクエリ手法をサポートしており、データべースが混在する環境でも、開発者は容易にデータを検索できる。
IBMは、XML機能の強化はSOAアーキテクチャに大きなメリットがあり、「クライアントがデータを管理する方法を根本から変える」(Ambuj Goyal・Information Management部門ゼネラルマネージャ)としている。Viperの正式版は今年半ばにリリースの予定だ。
6日からインド・ジャイプールで始まった「IBM SOA Executive Summit」で発表した。
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URL
米IBM
http://www.ibm.com/
ニュースリリース(英文)
http://www.marketwire.com/mw/release_printer_friendly?release_id=121818&category=
「DB2 Viper」テストドライブ版ダウンロード
http://www-306.ibm.com/software/data/db2/udb/viper/index_download.html
( Infostand )
2006/04/07 08:53
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