ストレージ大手の米EMCは4月18日(米国時間)、SMB向けのストレージ製品ライン「EMC Insignia」を拡大し、電子メール保護の「EMC Insignia Solution for Exchange」、データ保護の「EMC Insignia Solution for Data Protection」の2つのソリューションを追加した。
EMC Insigniaは、同社が今年に入って導入したSMB向けストレージ製品ブランドで、今回初めてハードとソフトを事前に統合し、検証済みソリューションとして提供する。容易に実装・導入できるのが特徴という。
Solution for Exchangeは、米Microsoftの「Microsoft Exchange」の管理ソリューションで、ネットワークストレージの「EMC CLARiiON AX150」または「EMC CLARiiON AX150i」、管理ソフトの「EMC Storage Administrator for Exchange SMB Edition」、バックアップ・復旧ソフトの「EMC Retrospect for Windows」で構成される。個々の電子メールを保存し、メールボックス、サーバー全体を効率よく管理できるという。また、「Microsoft Exchange Server 2003」への自動マイグレーション機能も備える。
Solution for Data Protectionは、サーバー、デスクトップPC、ノートPCにあるデータを高速に保護・バックアップする。同じくAX150またはAX150iをベースに、Windows向けバックアップソフトウェアを組み合わせた。
両ソリューションとも、SMB向けチャネルEMC Velocity SMBを通じて販売する。価格はSolution for Exchangeが12,495ドルから、Solution for Data Protectionが11,995ドルから。
■ URL
米EMC
http://www.emc.com/
プレスリリース(英文)
http://www.emc.com/news/emc_releases/showRelease.jsp?id=4322&l=en&c=US
( Infostand )
2006/04/19 08:40
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