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米Oracle、自社アプリケーションのサポートを無期限で提供
米Oracleは4月25日(米国時間)、各種業務アプリケーションのサポートを無期限で提供するイニシアティブ「Applications Unlimited」を発表した。開発中の次世代業務アプリケーション「Oracle Fusion Applications」のリリース後もサポートと機能強化を継続する。
米テネシー州で開催中のユーザーカンファレンス「Collaborate 06」で、Charles Phillips社長が発表した。2008年に予定されているFusion Applicationsのリリース後も、同社の「Oracle E-Business Suite」のほか、これまでに買収してきたPeopleSoft、J.D. Edwards、Siebelの製品のサポートを提供する。
同イニシアティブでは、地域別ユーザーグループのRUG(Regional User Groups)など各種のユーザーグループと密接に協力しながら、機能強化を続ける。たとえば、E-Business Suiteでは、XMLレポーティングなどの機能強化を予定しているという。また、各製品のロードマップを分かりやすくすることも目標に掲げている。
Phillips社長は「顧客は、既存アプリケーションの価値を引き出すことを選択することも可能だし、無償アップグレードを選択することも可能だ」と述べ、顧客は自社にあわせてアップグレードでき、Oracleはアップグレードを強制しないと説明している。
同時に、「Oracle Applications World Tour」として、今月から世界各国でアプリケーションのイベントを計1000回開催すると発表した。
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URL
米Oracle
http://www.oracle.com/
Applications Unlimited
http://www.oracle.com/applications/applications-unlimited.html
Applications Unlimitedのプレスリリース(英文)
http://www.oracle.com/corporate/press/2006_apr/appliations-unlimited.html
Oracle Applications World Tourのプレスリリース(英文)
http://www.oracle.com/corporate/press/2006_apr/1000-events.html
( Infostand )
2006/04/26 08:50
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