データセンター管理などITインフラの米Avocentは4月27日(米国時間)、米LANDesk Groupを買収することで同社と合意したと発表した。買収額は4億1600万ドルで、現金と株式で支払う。2カ月~2カ月半後に完了する見込み。
LANDeskは、企業向けのパソコン、サーバー用の管理ソフトを提供している未公開企業で、2002年9月に米IntelのLANDesk部門が独立して誕生した。従業員は約500人。主要製品は、デスクトップ管理ツールの「LANDesk Management Suite (LDMS)」と、セキュリティ設定ソフトの「LANDesk Security Suite (LDSS)」。
Avocentは、企業データセンター、出先オフィス、SMBなどの管理向けITインフラを提供。今年3月には、データセンター管理製品の米Cycladesの買収を完了しており、同分野のソリューションを強化している。
Avocentは買収額のうち、2億ドルを現金、2億ドルを株式で、1600万ドルをオプション引受で支払う。LANDeskが一定の業績目標を達成した場合は最大6000万ドルを上乗せする。
■ URL
米Avocent
http://www.avocent.com/
( Infostand )
2006/04/28 10:42
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