米IDCは5月24日(米国時間)、2006年第1四半期の世界サーバー市場調査結果を発表した。工場売上額が前年同期比1.9%減の119億ドルで、2四半期連続の減少となった。出荷台数ベースでは同9.5%増で減速している。
セグメント別では、ボリュームサーバーの売上額は同6.3%増で引き続き成長をけん引しているが、伸び率は鈍化している。ミッドレンジは同16.2%減で2四半期連続、ハイエンドは同3.2%減で6四半期連続の減少。
OS別では、Windowsの売上高が同5.9%増で、売上シェアで2.7ポイント増の37.1%に拡大。出荷台数では同12.9%増だった。UNIXは売上高が同7.1%減でシェアは33.2%。Linuxは17.0%増で15四半期連続で2けた成長を記録した。シェアは12.2%。
ベンダー別では、Hewlett-Packardが売上高33億3500万ドルでシェア28.1%を獲得、IBM(シェア27.9%)とタイの首位となった。以下、Dell(同11.1%)、Sun Microsystems(同10.8%)、富士通/Fujitsu Siemens(同6.9%)の順で、3位以下の順位変動はなかった。
■ URL
米IDC
http://www.idc.com/
プレスリリース(英文)
http://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prUS20180706
( Infostand )
2006/05/25 09:19
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