米Dellは6月7日(米国時間)、米IntelのデュアルコアXeonを搭載した「PowerEdge」サーバー4機種を発表した。「PowerEdge 1950」「同2900」「同2950」「同1955」で、PowerEdgeシリーズの9世代目の製品にあたる。異機種混在環境における複雑性の削減に着目し、省電力化のほか、管理機能を改善したという。
4機種ともプロセッサは、Intelの64ビット・デュアルコアプロセッサ「Xeon 5000」シリーズと「同5100」シリーズを搭載。SAS(Serial Attached SCSI)HDDと、サーバー用メモリ規格FB-DIMM(Fully Buffered DIMM)の採用によって、メモリ容量を増大させ、データ伝送速度が高速になった。Xeon 5100搭載機種の場合、前機種よりも性能が52%改善するという。
管理機能では、プログラム可能なLCD画面を搭載し、稼動状態やダウン時の診断結果をすぐに把握できるという。1950、2950、2950の3機種は、BIOS、OS、アプリケーションなどのシステムイメージを共通にすることで、複数台のサーバーの実装・管理を容易にした。
形状は、1950と2950がラックマウント型で、2900はタワー型、1955はブレードサーバー。価格は1950と2900が1,749ドルから、2950が1,849ドルから。Xeon 5000搭載モデルは同日出荷を開始する。Xeon 5100搭載モデルと1955は数週間以内に出荷予定で、価格はその時発表する。
■ URL
米Dell
http://www.dell.com/
プレスリリース(英文)
http://www.dell.com/content/topics/global.aspx/corp/pressoffice/en/2006/2006_06_07_rr_001?c=us&l=en&s=corp
( Infostand )
2006/06/08 08:59
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