米IBMは6月23日(米国時間)、スーパーコンピュータのホスティングサービス「IBM Deep Computing Capacity on Demand(DCCOD)」の処理能力を強化したと発表した。「Power 5+」プロセッサベースのUNIXサーバーも初めて設置した。
処理能力増強では、自社技術の「Power 4+」、米Intelの「Xeon」、米AMDの「Opteron」に加え、新たにPower 5+を搭載したサーバーを用意した。
また、IntelとAMDベースのブレードサーバーも導入する。プラットフォームには「IBM Blue Gene Architecture」を採用、これらの強化により、約15テラFLOPSの処理能力を付加したという。
IBMは2003年より、DCCODを展開している。現在、施設は、米国に2カ所、フランスに1カ所の計3カ所。初期投資や管理が不要なことや、必要に応じて拡張できる拡張性が特徴で、石油、航空などの業種や国立研究機関で利用されている。
■ URL
米IBM
http://www.ibm.com/
プレスリリース(英文)
http://www.marketwire.com/mw/release_html_b1?release_id=138779
( Infostand )
2006/06/26 09:09
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