米IBMは7月25日(米国時間)、ハイエンドUNIXサーバー「IBM System p5-590」「IBM System p5-595」を発表した。米AMDと共同開発したシリコン技術「Dual Stress」を採用したPOWER5+を搭載した初のサーバーで、性能と低消費電力が最大の特徴。8月11日に販売を開始する。価格は未定。
System p5-595は、デュアルコアのPOWER5+を32基(64コア)搭載、2.3GHzと2.1GHzから選択できる。メモリ容量は最大2TB(テラバイト)。TPC-Cなどの5種類のベンチマークで最高を記録し、「世界で最もパワフルなサーバー」(IBM)という。System p5-590は、同プロセッサを16基搭載(32コア)、メモリ容量は最大1TB。
いずれも1プロセッサコアあたり最大10台の仮想マシンを動作させられる仮想化技術「IBM Virtualization Engine」を搭載し、仮想化管理ツール「IBM Tivoli Usage and Accounting Manager(ITUAM)」を利用できる。事業部などの単位でシステムを配分して、サーバーを効率よく使用できるという。
あわせてIBMは、Systems pライン向けのサーバー統合ソリューション「IBM Server Consolidation Factory」も発表した。
■ URL
米IBM
http://www.ibm.com/
米IBMのプレスリリース(英文)
http://www-03.ibm.com/press/us/en/pressrelease/20009.wss
( Infostand )
2006/07/26 08:55
|