オープンソースのBI(Business Intelligence)プロジェクトを主導する米Pentahoは7月27日(米国時間)、Microsoft Office向けのOLAPツール「Pentaho Spreadsheet Services」の一般提供を開始した。Excelを利用するビジネスユーザーが容易に利用できるBIツールを目指す。
Pentaho Spreadsheet Servicesは、Excelの分析機能「ピボットテーブル」に対応したOLAPデータアクセスツール。Excelを使ってレポーティングや分析を行うビジネスユーザーが、使い慣れた環境でBIを利用できるという。
PentahoのBIスイート「Pentaho BI Suite」(商用版、オープンソース版)と統合して利用できるほか、オープンソースOLAPプロジェクトの「Mondrian OLAP」とともにスタンドアロンで実装することも可能だ。
年間サブスクリプション価格は、米国の場合が1ユーザーあたり90ドルで、米国以外は1ユーザーあたり90ユーロ。いずれも最低5ユーザーから。
PentahoはBIに特化し、BI Suiteを中心に、レポーティングの「JFreeReport」、データ統合の「Kettle」などのオープンソースプロジェクトをサポートしている。
■ URL
米Pentaho
http://www.pentaho.org/
プレスリリース(英文)
http://pentaho.org/index.php?option=com_content&task=view&id=165&Itemid=238
( Infostand )
2006/07/31 09:04
|