米Microsoft、米IBMなど10社が7月31日(米国時間)、ITリソースやサービスの情報を表現する共通記述言語「Service Modeling Language」(SML)の仕様のドラフトを作成したと発表した。XMLベースの記述言語で、IT管理の簡素化を可能にするという。
参加しているのは、両社のほか、米BEA Systems、米BMC Software、米Cisco Systems、米Dell、米EMC、米Hewlett-Packard、米Intel、米Sun Microsystems。
SMLは、サーバー、ネットワーク機器、アプリケーションなどのITリソースやサービスが、セキュリティ要件やパフォーマンス問題などの情報をやり取りするための共通言語を目指す。複数の異なるベンダーの製品が混在する環境で、リソースが相互に“対話”して、スムーズなシステム構築や運用が可能になるという。
各社は年内に、OASIS(Organization for the Advancement of Structured Information Standards)やW3Cなどの標準化団体にドラフトを提案する予定。
■ URL
プレスリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2006/jul06/07-31SMLPR.mspx
( Infostand )
2006/08/01 08:59
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