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Asterisk開発の米Digium、VCから1380万ドルの資金を確保
オープンソースベースのIP-PBX(構内電話交換機)「Asterisk」を開発する米Digiumは8月9日(米国時間)、ベンチャーキャピタルの米Matrix Partnersから1380万ドルの資金を獲得したと発表した。
Matrix Partnersは米JBossの投資会社としても知られる。Digiumはこの資金を利用して、エンタープライズ市場にフォーカスしながら、新製品を開発・投入するとしている。
Asteriskは、PBXの機能をIP電話で構築するオープンソースソフトウェア。Digiumによると、Asteriskのユーザーは100万に達しており、Asteriskベースのシステムを提供する「Genuine Asterisk」パートナーは130社あるという。
Digiumは1999年設立。Asteriskの開発のほか、サポートとコンサルティング付きの商用パッケージの販売も行っており、2002年に黒字転換、現在ほぼ倍々ペースで急成長しているという。Asteriskの創始者であるMark Spencer氏が社長を務める。
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URL
米Digium
http://www.digium.com/
プレスリリース(英文)
http://www.digium.com/en/mediacenter/news/viewpress.php?id=matrix
( Infostand )
2006/08/10 10:30
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