米Microsoftは8月18日(米国時間)、自社株買い戻し計画に基づいて行った自社株買い(TOB)が計画の200億ドルを大幅に下回る38億ドル(約1億5500万株)になったと発表した。1株あたり24.75ドルを提示したが、株主はそれ以上の値上がりを期待しているようだ。
Microsoftは今年7月20日、発行済み株式の一部を計400億ドル相当で取得する自社株買いを発表。半分の200億ドルについて8月17日を期限とする公開買い付けで行う予定だったが、1カ月で軌道修正することになった。
同社はこれを受け、市場価格で買い付ける通常方式による買い取りを、不足分を合わせた計362億ドルに増やし、2011年6月30日までに実施する。なお、38億ドルは暫定的な結果で、正確な株式数、買取価格は後に確定次第発表するとしている。
■ URL
米Microsoft
http://www.microsoft.com/
プレスリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2006/aug06/08-18TenderPrelimPR.mspx
( Infostand )
2006/08/21 08:39
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