米Googleは8月28日(米国時間)、アプリケーションホスティングサービスの「Google Apps for Your Domain」を発表、ベータ版の提供を開始した。独自ドメインでGmailなどGoogleの各種アプリケーションを利用できるサービスで、グループから企業まで幅広いユーザーを対象とする。
Google Apps for Your Domainは、独自ドメインでGmailを利用できるホスティングサービス「Gmail for Your Domain」の拡張版。ユーザーは、Gmailのほか、インスタントメッセージングの「Google Talk」、カレンダーの「Google Calendar」、Webパブリッシングツールの「Google Page Creator」(容量100MB)の計4つのアプリケーションを自社ドメインで利用できる。
管理者はカスタマイズツールを使って、自社ロゴを入れたり、配色を設定できる。電子メールのほか、オンラインヘルプセンターからサポートを提供する。ドメインはユーザーがあらかじめ用意する。
無料のスタンダード版と有料のプレミアム版の2種類で展開する予定。今回はスタンダード版のベータ版となり、利用は無料。Gmailには1ユーザーごとに2GBの容量が割り当てられる。プレミアム版はより高度な機能を提供する予定だが、価格などは公表していない。
サービスは全世界で利用できるが、現時点では管理者向けツールが英語版のみとなっている。Googleでは将来的に他の言語にも対応するとしている。
対応ブラウザは、Internet Explorer 5.5以降、Firefox 0.8以降、Safari 1.2.1以降、Netscape 7.1以降、JavaScriptとcookie必須。
■ URL
米Google
http://www.google.com/
Google Apps for Your Domain
http://www.google.com/a/
プレスリリース(英文)
http://www.google.com/intl/en/press/pressrel/gafyd.html
( Infostand )
2006/08/29 09:55
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