米Microsoftは9月1日(米国時間)、Windows VistaのRC1(Release Candidate 1、製品候補第1版)を開発者プログラムサイト「TechBeta/TAP」上でベータテスター向けに公開した。5月に公開したβ2から、安定性を向上させ、高速化したという。
Vista開発チームのブログで公開されているJim Allchinプラットフォーム&サービス部門担当共同プレジデントのメモによると、ユーザーインターフェイスの調整、デバイスドライバの追加、パフォーマンスの強化などを行っており、さらに今後、アプリケーションの互換性の改善などに取り組む。MSDNとTechNetでの公開は翌週から。
MicrosoftはVistaの発売日や価格を正式に発表していないが、先ごろ始まった米Amazon.comの予約受付によると、発売日は2007年1月30日。各製品の価格は、「Windows XP Professional」の後継にあたる「Windows Vista Business」は299ドル。そのほか「Windows Vista Home Basic」(199ドル)、「Windows Vista Home Premium」(239ドル)、「Windows Vista Ultimate」(399ドル)となっている。
また、8月31日には、Windows Media Player 11のβ2を一般ユーザー向けダウンロード提供を開始した。家庭LANの中でライブラリの共有ができるmedia-sharing機能が追加されている。
■ URL
Vista開発チームのブログ
http://blogs.technet.com/windowsvista/archive/2006/09/01/453491.aspx
( Infostand )
2006/09/04 09:00
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