米IDCは9月1日(米国時間)、2006年第2四半期(4-6月期)の世界データストレージ市場(工場出荷額ベース)の調査結果を発表した。外付けディスクストレージは前年同期比8.5%増の41億5400万ドルで13四半期連続増を記録。2位の米Hewlett-Packardがトップの米EMCに肉薄している。
ベンダー別のシェアは、EMCの20%に対して2位のHPは19.3%でほとんど差はない。以下、米IBM(シェア13.2%)、米Dell(同8%)、日立データシステムズ(同7.8%)、米Sun Microsystems(同7.1%)の順。
NAS、Open SAN、iSCSI SANを含むネットワークストレージは、同11.4%増の28億ドル超に成長した。「NAS、iSCSI技術に対する信頼が高まり、より高価で規模が大きいシステムに実装されているため」(IDC)という。
セグメント別のトップベンダーは、Open SANがHP(シェア25.0%)、NASがEMC(同38.5%)、iSCSI SANがNetwork Appliance(同27.6%)だった。
ディスクストレージ市場全体の市場規模は59億1300万ドルで同6%増。総出荷容量は同51.5%増の704ペタバイトに達した。
■ URL
米IDC
http://www.idc.com/
プレスリリース(英文)
http://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prUS20337406
( Infostand )
2006/09/05 08:54
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