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米Ciscoと米Microsoft、ネットワークセキュリティ技術の互換性を確保


 米Cisco Systems(以下、Cisco)と米Microsoftは9月6日(米国時間)、Cisco Network Admission Control(NAC)とMicrosoft Network Access Protection(NAP)を相互運用するためのアーキテクチャを発表した。

 CiscoのNACとMicrosoftのNAPは、いずれもネットワークに接続される端末のセキュリティ状態を確認して、ウイルス対策をはじめとするセキュリティ対策を徹底させるための技術。このたび公開されたホワイトペーパーには、NACとNAPを相互運用させ、セキュリティポリシーの実施とシステム状況の評価をするための方法が記述されている。また、Ciscoのネットワークインフラに組み込まれたセキュリティ機能を、Windows Vistaや次期Windows Server「Longhorn Server」(開発コード)へ統合するためのアーキテクチャと、その詳細も記述されているという。

 同時に公開されたロードマップでは、2006年末から限定ベータプログラムを開始することも明らかにされた。Cisco NACとMicrosoft NAP間の相互運用は、2007年下半期に発売する予定のLonghorn Serverがリリースされた時点から、展開が開始される。両社では相互運用性の実現のために、NACとNAPのプロトコルをクロスライセンスして相互運用性を実現し、市場やユーザーからの将来的な要求に応えるとしている。



URL
  米Cisco Systems
  http://www.cisco.com/
  米Microsoft
  http://www.microsoft.com/
  プレスリリース(日本語抄訳)
  http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2803

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( 石井 一志 )
2006/09/07 17:01

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