米Juniper Networks(以下、Juniper)と米Symantecは9月12日(米国時間)、広汎な戦略的提携を結んだと発表した。法人向け統合セキュリティソリューションの提供レベルを向上させるのが狙い。
この提携に伴い両社は、UTM(統合脅威管理)ソリューションとIPS(侵入防止システム)の開発を共同で行う。具体的には、Juniperの統合型セキュリティプラットフォームに迷惑メール対策や、IDP/IPSシグネチャなどのSymantecのセキュリティコンテンツを搭載する。さらに長期的には、ウイルス対策や脅威保護機能も盛り込む。
またアクセス制御とエンドポイントコンプライアンスソリューションの開発に取り組むほか、セキュリティ研究および脅威研究活動、販売/マーケティング活動でも協力する。営業面での協力では、SymantecがJuniperのセキュリティアプライアンスを法人顧客に推奨する一方、JuniperはSymantecのセキュリティコンテンツを、両社の統合型セキュリティソリューションの一部としてマーケティング・販売活動を行うとしている。
■ URL
米Juniper Networks
http://www.juniper.net/
米Symantec
http://www.symantec.com/
( 石井 一志 )
2006/09/13 17:52
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