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2011年にはビジネスソフトの25%がSaaSに、米Gartner予測
米Gartnerは9月28日(米国時間)、2011年までにビジネスアプリケーションの25%がSaaS(Software as a Service)で提供されるという予測を発表した。市場での比率は2005年時点の約5%から、5倍に増加する見込みという。
同社によると、分野によってSaaSの進出の度合いは異なるという。最もSaaSが利用されているのはCRM分野で、2005年は売り上げの8%に達した。これに対し、ERP、SCMなどの分野では4%以下だったという。またCRM分野では2006年に12%に達するとみている。
SaaSは、CRMをホスティングで提供した米Salesforce.comの成功を受け、米Oracle、独SAPなど各社が提供を開始しているホスティング形式で業務アプリケーションを提供するモデル。
Gartnerによると、SaaS業務アプリケーションのトレンドに変化が見られ、これまでの「それなりに使える」ものから、より高度なソフトウェアへと変わりつつあるという。ベンダー各社は、カスタマイズ機能やユーザー独自設定機能を充実させており、企業はある程度自社ニーズに合わせることができるという。
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URL
米Gartner
http://www.gartner.com/
プレスリリース(英文)
http://home.businesswire.com/portal/site/home/index.jsp?=&ndmViewId=news_view&newsLang=en&newsId=20060928005217
( Infostand )
2006/10/02 08:59
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