米IBMは10月10日(米国時間)、データセンターの管理サービスを提供する新部門「Site and Facilities Services」を立ち上げ、5種類の関連サービスを発表した。センターの電源や温度管理などの問題を解決するもの。
新部門には500人のスタッフを配備。まず、電源や冷却装置に関連した5種類のサービスを提供する。要件の定義に始まり、現在の能力を評価し、最適な選択肢を提供。これにより、これまで人手に頼っていた作業を置き換えるという。
5種類のサービスは、1)高密度コンピューティングを支援する「High Density Computing Readiness Assessment」、2)データセンター内の潜在的な問題を特定する「Thermal Analysis for High Density Computing」、3)ラックの設計・実装・管理を支援する「Integrated Rack Solution for High Density Computing」、4)データセンター統合のための「Data Center Global Consolidation and Relocation Enablement」、5)中小規模企業向けのデータセンター構築サービス「Scalable Modular Data Center for Small and Medium-sized Businesses」。
このほか、データセンターの戦略立案、評価・設計・建築、統合や移動などを取り扱ってゆく。IBMは9月末にも、通信事業に特化したサービス部門を新設している。
■ URL
米IBM
http://www.ibm.com/
プレスリリース(英文)
http://www-03.ibm.com/press/us/en/pressrelease/20407.wss
( Infostand )
2006/10/11 08:24
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