ストレージベンダーの米Compellent Technologiesは10月16日(米国時間)、レプリケーション(複製)機能を備えたSANストレージソリューションの最新版「Storage Center 3.5」を発売した。遠隔レプリケーションで最大の問題とされる帯域幅を最大50%削減できるという。価格は1拠点あたり15,000ドルから。
従来のレプリケーション機能を拡張した「Thin Replication」を加えた。同機能はストレージリソース管理の「Remote Instant Replay」と、スナップショット機能の「Enterprise Manager」の2つのアプリケーションで構成され、拠点間でデータ複製する際に必要なキャパシティ、帯域、管理のコストを削減できるという。
また、要求される帯域を予想するシミュレーション機能、時間やプロパティに応じて伝送速度をカスタマイズできるシェーピング機能、最適化機能などを提供。マルチサイト設定・管理機能によって、複数の拠点間のデータレプリケーションをウィザードベースで行えるという。このほか遠隔のSAN環境をモニタリングするなどして、中央で一元的に管理できる。
■ URL
米Compellent Technologies
http://www.compellent.com/
プレスリリース(英文)
http://www.compellent.com/news/pr/2006/061016.aspx
( Infostand )
2006/10/17 08:52
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