米Cisco Systemsは10月23日(米国時間)、テレビ会議ソリューション「Cisco TelePresence Meeting」を発表した。自社開発した「Cisco TelePresense」シリーズの初の製品で、高精細ディスプレイで実際に対面して話しているように感じられるという。小人数向けと多人数向けの2種類があり12月から出荷する。
IPベースのTV会議ソリューションで、業界初の1080p超薄型ディスプレイを利用して、通常のTVの6倍、HD TVの2倍の高画質画面に遠隔地の参加者を等身大にリアルに表示する。
音声では、広帯域3次元オーディオ技術を利用した。このほかにも、遅延を知覚できないレベルに抑えるなど、リアル感の強化を図った。同社は「まるで同じ部屋にいるように感じる」レベルとしている。
同社のコラボレーションソフト「Cisco Unified CallManager 5.1」や「Microsoft Outlook」などと統合が可能で、スケジュール帳を使う感覚で会議の設定ができるという。
12人以下の小グループ向けの「Cisco TelePresence Meeting 1000」、12人以上の大規模グループ向けの「Cisco TelePresence Meeting 3000」の2バージョンで展開する。価格はTelePresence Meeting 1000が7万9000ドル、TelePresence Meeting 3000が29万9000ドル。
■ URL
米Cisco Systems
http://www.cisco.com/
プレスリリース(英文)
http://newsroom.cisco.com/dlls/2006/prod_102306b.html
( Infostand )
2006/10/24 08:55
|